歯科の待合室で気を付けたい椅子の置き方

歯科の待合室を作る時に気を付けておきたいのは、患者さんが待ちやすいかどうかです。そのためには椅子を置くのが当たり前ですが、椅子を置いたからと言って待ちやすくなるとは限りません。椅子の種類によっては、リラックスして待つことができなくなりますから、注意しておく必要があります。例えば、座る所がビニールシートになっていて、細い脚が4本付いている安価な丸椅子やキューブ状のシンプルな一人用の椅子と言うのがありますが、歯科に行って待合室に入った時に、こういったタイプの椅子だけが置かれていたら、手抜き過ぎだと感じて驚いてしまう人もいるでしょう。

こういったタイプの椅子と言うのは、見た目の粗末さもさることながら、背もたれがない影響もあり、座り心地が良いとは言えません。また、安定感がなく、すぐに動いてしまいますから、きれいに整えておいたとしても、何人かの患者さんが利用すれば、すぐに位置が乱れてしまい、待合室の雰囲気が悪くなってしまうことが考えられます。歯科と言うのは人の体のことをケアする繊細な施設ですから、待合室が散らかっていたりすると、決して良い印象は与えないでしょう。ちなみに、こういった影響を気にして品質の良い椅子ばかりそろえようとするとお金がかかってしまうもので、それは厳しいと言う人もいるでしょう。

そういった時には、キューブ状のソファを部分的に使用すると言う方法が便利です。壁際にしっかりとした造りの椅子を置きつつ、その前にちょっと並べたり、受付カウンターの前に置くなど、脇役のような形で使用する分には特に問題はないでしょう。

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