歯科治療の麻酔薬の使用について

歯科での虫歯や歯周炎の治療に麻酔薬を使用する場合があります。表面麻酔の場合と注射による麻酔がありますが、注射による麻酔が多く、この麻酔薬のおかでげ痛みがほとんどない状態で治療が受けられます。薬剤も医学の進歩と共に良くなっていますが、麻酔薬の注射時は注意が必要な場合があります。それは、麻酔薬を注射する事によりひどい副作用が起こる可能性がある事です。

一番激しい症状は、急激に血圧が下降し、意識がなくなるアナフィラキシーショックが起こる場合があります。アナフィラキシーショックが起こった場合は、すぐに救急車で一般のERがある病院へ運ばれます。また、時々起こる症状としては、針を刺した部分が化膿して、後で抗生物質など内服薬を処方される場合があります。口の中は不潔になりやすく、感染しやすい部分です。

感染が起こり、化膿しているのですが、この場合は食べ物を食べる際に痛みを感じ、食べる度に気になります。麻酔を行う歯科医の技術的な違いにより、まれに麻酔薬が外側に漏れてしまう事があります。その場合は麻酔が十分に効かないと同時に、麻酔薬の独特な味が口の中に直接広がり、口の中の感覚が鈍くなります。こんな時ははっきりと歯科医に伝える必要があります。

無事に治療が終了しても麻酔薬を使用語は3-5時間、あるいは人によりそれ以上、食事を取るのを控えたほうが無難です。無理に食事をすると口の中の感覚がないために、頬の内側を噛んでしまい、出血したり、噛んだ部分が口内炎を起こす可能性があります。

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